安藤 かおる自己紹介
大学卒業後小学校の先生として勤め、結婚出産を機に「自分の子どもは自分で育てたい」と思い仕事を辞めました。
主婦になり、三人の子どもを育てながら子ども会活動やPTA活動の仲間入り。親の立場から見た子どもたち・保護者は、それまでわたしが感じていたものとはずいぶん違っていました。親は夢や願いを託して子どものためにと思い子育てをしているけれど、親の思うように子どもは動かない。子どもの思いは違う。我が子にいろいろなことを気づかされました。
子育てに区切りがついて、再び小学校の先生になりました。そこで学んだのは、「心を傾けて聴くことの大切さ」でした。子どもの思い・親の思い・先生の思い それぞれが複雑で絡み合ったりもつれ合ったり、スッとほどけたりするのを実感しました。
人に関わることが好きな私には天職でした。
我が子らの独立を機に仕事を離れ、学んできた「書」を精進しつつ、書の魅力を広げる仕事をしています。